塾の日々
2020. 09. 29
この間の連休、 士別へキャンプに行ってきました。
あいにくの雨(ちなみにキャンプは3回連続雨…) だったのですが、苦難を乗り越えた私にこんなご褒美が。
完全体の虹。
しかも、ダブルリングです。 子どもたちと一緒にはしゃいでしまいました。
思わず、 吉野弘の 「虹の足」 が何となく思い浮かんだのですが。
あらためて読み返すと、 こういった情景が描かれていたんですね。
そして、 今日の話になりますが。
「iワークやった?チェックするよ!」 「今度持ってきます!」 「虹の足にならないでね!」
なんて、 間違った使い方をしてしまいました。
見えない幸せ のことだったのか…。 不勉強でした。
さて、今週も塾が始まりました。 iワーク、ほーぷの提出に勢いがついてきて嬉しい限りです。
今週も1週間、よろしくお願いいたします! 吉野弘 虹の足 指導案. 個別指導北大コーチの教室長。塾や勉強のことを、日々更新していきます。塾講師歴は約20年、勉強のやり方から入試のことまで、なんでも聞いてください!札幌生まれ札幌育ち、テニスとコーヒーとウクレレが趣味の、子育て父さんでもあります。
吉野弘 虹の足 指導案
最後の授業で生徒たちに紹介した詩。
大好きな吉野弘さんの詩。
「虹の足」 吉野弘
雨があがって
雲間から
乾麺(かんめん)みたいに真直な
陽射しがたくさん地上に刺さり
行手に榛名山(はるなさん)が見えたころ
山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。
眼下にひろがる 田圃(たんぼ)の上に
虹がそっと足を下ろしたのを! 野面にすらりと足を置いて
虹のアーチが軽やかに
すっくと空に立ったのを! その虹の足の底に
小さな村といくつかの家が
すっぽり抱かれて染められていたのだ。
それなのに
家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。
――おーい、君の家が虹の中にあるぞォ
乗客たちは頬(ほほ)を火照(ほて)らせ
野面(のづら)に立った虹の足に見とれた。
多分、あれはバスの中の僕らには見えて
村の人々には見えないのだ。
そんなこともあるのだろう
他人には見えて
自分には見えない幸福の中で
格別驚きもせず
幸福に生きていることが――。
考えさせられることがたくさんある詩で、
もう10年以上、私の部屋にはこの詩を飾っている。
私たち皆、虹の足の中にいるのだと思う。
虹の中にいる者は、自分が虹の中にいることに気づかない。
幸福の中にいるのに、気づいていない私たち。
どんなに恵まれた世界にいるか。
朝起きて、目覚ましを止めて ご飯を食べて。
体が動くことの幸せ、家族がいることの幸せ、今生きているという幸せ。
命を脅かされることもなく、当たり前のように学校や仕事に行き、
不満を言いながら生活する。
他人(他国かも)には見えて、自分には見えない幸せの中で、格別驚くこともなく
もしかしたら気づくこともなく、 幸福に生きている。
パラオ カープ島で見た ふたつの虹
吉野弘 虹の足 解説
昔読んだ子供向けの詩の本に、吉野弘の「虹の足」という詩が載っていました。 虹の足 吉野弘
雨があがって
雲間から
乾麺みたいに真直(まっすぐ)な
陽射しがたくさん地上に刺さり
行手(ゆくて)に榛名山が見えたころ
山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。
眼下に広がる田圃(たんぼ)の上に
虹がそっと足を下ろしたのを! 野面(のづら)にすらりと足を置いて
虹のアーチが軽やかに
すっくと空にたったのを!
【至急!!!】現代文の宿題について!! 虹の足 吉野弘
の詩についてなんですが、
この詩の中に3種類の
表現技法がありますよね? あるのはわかるのですが
どの部分に何の技法が
あるか教えて下さい! よろしくお願いします 文学、古典 ・ 9, 344 閲覧 ・ xmlns="> 50 虹の足
吉野弘
1雨があがって
雲間から
乾麺みたいに真直な
陽射しがたくさん地上に刺さり
行手に榛名山が見えたころ
山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。
7眼下にひろがる田圃の上に
虹がそっと足を下ろしたのを! 野面にすらりと足を置いて
虹のアーチが軽やかに
すっくと空に立ったのを!