9%まで進展すると予測されています。
■電子決済比率の変動予測
出典:株式会社カード・ウェーブ『2020年の国内電子決済市場は87兆円を突破(ニュースリリース)』
3-2. 海外のスマホ決済事情!日本のキャッシュレス化は世界でも遅れている? - キャッシュレス研究所. 消費者からのキャッシュレス対応ニーズも高まっている
消費者のキャッシュレス決済に対するニーズも増えている状況です。
2019年の日本クレジットカード協会の調査によると、 キャッシュレス決済に対応をしていない店舗を「明確に避ける」もしくは「避ける」ことがあると回答する人が、全体の4割に上っています。
出典:日本クレジットカード協会『キャッシュレス社会の実現に向けた 調査報告書』
また、2017年発表の観光庁による調査では、外国人観光客が旅行中に困ったことの第5位が両替(16. 8%)で、第6位がクレジットカード・デビットカードの利用(13. 6%)でした。日本への来訪者が多い中国や韓国はキャッシュレス先進国なので、特にキャッシュレス対応へのニーズが高いと考えられます。
事業者側は販売機会の損失を避けるために、 国内のみならずインバウンド需要も見込んだ幅広い決済手段への対応が求められます。
■訪日外国人が旅行中に困ったこと(複数回答)
出典:観光庁『「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に 関するアンケート」結果』
3-3.
- キャッシュレス決済の比率はどのくらい?日本の現状と課題 - STORES Magazine
- なぜ韓国はキャッシュレス化が浸透しているのか?その理由を徹底解説! - キャッシュレス研究所
- 日本のキャッシュレス決済の状況 ~決済動向調査2020~
- 海外のスマホ決済事情!日本のキャッシュレス化は世界でも遅れている? - キャッシュレス研究所
キャッシュレス決済の比率はどのくらい?日本の現状と課題 - Stores Magazine
世界的な規模で進んでいるキャッシュレス化。ところが、日本はその流れから取り残され、キャッシュレス後進国といわれることがあります。日本のキャッシュレス化はなぜ進まないのでしょうか。
日本がキャッシュレス後進国である理由
私たちは、毎日のようにキャッシュレス決済を利用しています。なじみがあるのはSuicaといった交通系の電子マネーでしょう。また、マイレージやポイントがつくことから、「できるだけクレジットカードで払う」という方もいるでしょう。 しかし現実には、 日本はキャッシュレス後進国といわれています。 家計消費に占める日本のキャッシュレス決済の割合は、2016年の時点で19. 8%です。
これが、諸外国ではまったく事情が違います。キャッシュレス決済が普及している韓国は96. 4%、イギリスは68. 日本のキャッシュレス決済の状況 ~決済動向調査2020~. 7%となります。そこからオーストラリア、シンガポール、カナダ、スウェーデン、アメリカ、フランスと先進各国が40~60%の数値で並び、さらにインドが35. 1%と続いています。なお、中国は参考値ながら2015年の時点でキャッシュレス決済比率は約60%です(「Better Than Cash Alliance」のレポートから算出された参考値)。 なぜ、日本はこれほどまでにキャッシュレスが普及していないのでしょうか? 世界各国におけるキャッシュレス決済比率(2016年)
※出典:BIS「Statistics on payment, clearing and settlement systems in the CPMI countries」、WorldBank「World Development Indicators」より作成 ※キャッシュレス比率は、(電子マネーを除くカード決済+e-money決済)/家計最終消費支出により算出(ともにUS$ベースで算出)
現金への信頼と崇拝が強い
日本は、現金崇拝が強い国です。これは、治安が良く盗難のリスクが少ないことや、偽札の心配がほとんどないことから、 現金を持つことに対する抵抗がないことが要因といえるでしょう。
また、銀行やATMといった金融インフラが整っていることから、現金決済に不便がないという点も挙げられます。多少の手間はかかりますが、クレジットカード決済するよりも、 現金を引き出して使ったほうがわかりやすいという感覚です。
お店側がキャッシュレスを避ける理由は?
なぜ韓国はキャッシュレス化が浸透しているのか?その理由を徹底解説! - キャッシュレス研究所
7倍になり、クレジットカード利用金額が6.
日本のキャッシュレス決済の状況 ~決済動向調査2020~
日本ではデビットカードの普及が遅れている
世界的に見ると、クレジットカードに次いでキャッシュレス決済を支えているのが、デビットカードです。イギリスやアメリカでは、特にデビットカードの利用が増えています。
2016年時点における民間消費支出に占めるデビットカードの決済比率は、イギリスで56. 6%、スウェーデンで39. 9%、フランスで35. 8%、アメリカで20. 2%でした。なかでも決済に占めるデビットカード決済の比率がクレジットカードを上回る国は、イギリス、スウェーデン、フランスをはじめ数多くあります。
一方、 日本ではデビットカードの決済比率は0. 1%に過ぎず、利用は未だ限定的です。 しかし、日本の1人当たりデビットカード保有枚数は3. 32枚で、中国の4.
海外のスマホ決済事情!日本のキャッシュレス化は世界でも遅れている? - キャッシュレス研究所
日本は現金主義が強く、キャッシュレスに関しては完全に後進国です。一方で中国やスウェーデンではモバイル決済が広く普及しており、日本よりもずっとキャッシュレス化が進んでいます。
海外ではどのようにキャッシュレス化が進んできたのでしょうか? なぜ、日本ではキャッシュレス化が進まないのでしょうか? 世界のキャッシュレス化の動向と日本の現状についてまとめました。
世界のキャッシュレス比率の一覧
世界のキャッシュレス比率の一覧は以下の通りです。
NRIの資料からの引用となりますが、主要国のキャッシュレス比率の変化と、キャッシュレス化推進のための施策が分かりやすくまとめられています。
出所:キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識(野村総合研究所)
韓国やイギリス、オーストラリア、シンガポール、中国などでキャッシュレス化が進展している一方で、日本のキャッシュレス比率はわずか19.
将来的にはキャッシュレス化80%を目指す…!