8mであったが、艦橋トップに搭載された測距儀は4. 58mと小型で性能が低く、そのため実用としては射程距離25, 000m前後が限度であった。射撃管制レーダーが装備されてからもバックアップとして光学機器が必要であったが、本級に装備された主砲管制用方位盤は、照準視界がジャイロスコープで船体の揺れに対してスタビライズされるという画期的なものだった [1] 。
副砲・対空装備等 [ 編集]
13. 3cm(50口径)高角砲の断面図。
1941年に撮られたプリンス・オブ・ウェールズの舷側。13. 3cm連装高角砲と4cm8連装ポンポン砲の形状がよく判る写真。
キング・ジョージ5世級の副砲は ネルソン級 で両用砲の開発が要求に間にあわなかった苦い経験から、キング・ジョージ5世級は設計当初から高角砲を兼用するように開発が進められた「1940年型 13. 3cm(50口径)高角砲」を採用している。この砲の発射速度は毎分7~8発、砲身の上下角は仰角70度・俯角5度、最大射程は仰角45度で射距離21, 397 m、最大仰角75度で高度14, 935 mまで届くという性能であった。この副砲は連装砲塔に収められ、カタパルトを境に前向きに背負い式に2基、後向きに背負い式に2基の片舷4基ずつ計8基を舷側配置した。しかし、カタログデータでは優れるが実際の所は砲塔の旋回速度や砲身を上下させる速度が普通の平射用副砲塔と大差なく、 急降下爆撃機 に対処は困難だった。軽量化のために装填は人力であったが、水上砲戦での威力を重視したため砲弾重量は36. キング・ジョージ5世 (戦艦) - Wikipedia. 3kgもあり、速射性を阻害していた。
さらに、キングジョージ5世級に装備されたHACS対空レーダーは測距儀またはレーダーからの情報をもとに高角砲を管制する機械式コンピューターであるが、プリンス・オブ・ウェールズが装備していたものは改良前の古いタイプで性能が劣っていた。
近接対空火器としてイギリス艦艇に広く採用された「1930年型 Mark VIII 4cm(39口径) ポンポン砲 」を8連装(水平4連装銃身を上下に配置したもの)砲架で4基搭載した。この機関砲は口径が4cmと大きいが、有効射程が短く弾道特性も悪いために有効ではなかった。さらに、射撃中に 弾体 と 薬莢 が分解して頻繁に弾詰まりを起こしやすいという欠点を持っていた。 マレー沖海戦 によるプリンス・オブ・ウェールズ搭載のポンポン砲は1基だけで12回も故障を起こし、もう1基も8回も射撃中止に陥った。
特徴的なのは、イギリス海軍が開発し ネルソン にも装備された「 17.
キング・ジョージ5世 (戦艦) - Wikipedia
28–29 ^ G&D, Allied Battleships of WW2, p206 ^ 世界の艦船増刊第67集 第2次大戦時のイギリス戦艦, p139 ^ 「一般参考資料第66号」p. 7 ^ 第二次大戦世界の艦船(双葉社) ^ a b c d e アンガス・コンスタム(著)橋本若路(訳)『北岬沖海戦 一九四三・戦艦シャルンホルスト最期の出撃』イカロス出版、2020年、 ISBN 978-4-8022-0900-7 、256ページ(橋本による訳者あとがき) ^ a b 『世界の艦船増刊第152集 英戦艦「キング・ジョージ5世」』(海人社、 ASIN B07G2CJMM9 )105頁( Google Booksプレビュー )、小高正稔執筆「キング・ジョージ5世級のメカニズム ①船体・防御」の項。 キング・ジョージ5世級戦艦のページへのリンク 辞書ショートカット すべての辞書の索引 キング・ジョージ5世級戦艦のページの著作権 Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。
ネルソン (戦艦) - Wikipedia
キング・ジョージV世級戦艦
実装予告時の画像。カタパルトがまだない。
画像出典
無期限迷彩
性能諸元
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艦船模型製作代行のご依頼をいただき、1/700航空母艦「瑞鶴」のマリアナ沖海戦時を製作しています。 今回からは、飛行甲板の塗り分けをご紹介します。使用するのは、製作記の冒頭でもご紹介した、モデルファクトリーハイギヤードの甲板塗装用マスキングシートです。「マリアナ沖海戦」時の状態とするため、迷彩用ではなく、通常塗装用のシートを用意しました。 ●1/700航空母艦「瑞鶴」(F社)用 甲板塗装マスキングシート ┗ ●その他の艦船模型用マスキングシートの販売ページはこちら ┗ 塗装順は、まず木甲板部から始めます。木甲板色の下地には、イエロー系やブラウン系などの選択肢も考えられますが、私は最近ではガイアノーツの「サーフェイサーエヴォ フレッシュ」を愛用しています。 リンク 続いて、基本色となるMr. カラー44「タン」を塗り重ねました。フレッシュの下地も相まって、発色は明るめです。 リンク 木甲板色の仕上げとして、タミヤの「スミ入れ塗料(ブラウン)」で軽くウォッシングを行いました。ビンの蓋に付属している細筆は使用せず、使い古した平筆で、あえて筆ムラを出すように縦方向に塗っていきます。 リンク 最後に、「ペトロール」を含ませた筆で縦方向になぞり、筆ムラを強調させました。このあと、艶消しクリアーを軽く吹いて、外舷色の塗装に進みます。 リンク 外舷色との塗り分けには、モデルファクトリーハイギヤードの甲板塗装用マスキングシートを使用しました。これは、木甲板部の塗り分け用のシートの不要な部分を取り除いた様子です。 このシートは、フジミキット用に専用設計されているので、貼り付けるだけで甲板のマスキングが簡単かつ美しく決まります。続いては外舷色の塗装に移りますが、この時点でシートの端の部分をメインに軽く艶消しクリアーを吹き、「にじみ止め」を済ませておきました。 外舷色の下地には、「サーフェイサーエヴォ ブラック」を使用しました。事前に黒を吹いてプラ地をしっかりと隠蔽することで光の透過を防止し、木甲板部との発色を際立たせる効果があります。 リンク 続いては外舷色ですが、これは定番のMr. カラー32「軍艦色2」で仕上げました。 リンク 木甲板部用のマスキングを剥がした様子。無塗装状態と比較すると、かなり華やかな印象になりました。 次回は、白線などの表示類の塗り分けをご紹介します。 ●第11回艦船模型合同展示会のお知らせ 下記サイトに最新情報のご案内をしておりますので、参加などご検討中の方はご注目ください。 ↓↓↓ 当ブログは、艦船模型のブログランキングに参加させて頂いております。 この記事をご覧いただきました皆様には、応援として下記バナーを一回クリックしていただけましたら、幸いです。 ↓↓↓ 艦船(模型・プラモデル) ブログランキングへ (いつもご投票いただき、ありがとうございます) ■メディア掲載情報 ┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo80』に、1/700戦列艦『ヴィクトリー』作例記事掲載中 ┣ モデルアート社出版『プラモで集める Powered by Honda』に、1/24『Honda NSX タイプR』掲載中 ┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo81』に、1/700作例記事掲載予定。8月15日発売 ┣ モデルアート社出版『艦船模型スペシャルNo82』に、1/350作例記事掲載予定。11月15日発売 ┗ 渡辺真郎著作による艦船模型製作テクニック本出版決定。発売時期未定 艦船模型製作代行のご依頼は、モデルファクトリーハイギヤードへ!