HOME
完成事例を見る
併用住宅
賃貸併用住宅
建築費などの詳細情報も画像クリックでチェックできます。賃貸併用住宅で気になる事例を見つけてまとめてお問い合わせ! 43 件あります(1 - 30件目を表示)
▼30件以上の賃貸併用住宅の実例から紹介!ローン返済にも役立つメリットや失敗例から見る賃貸併用住宅の秘訣 ローン返済にも役立つ!お金になる賃貸併用住宅の秘訣
賃貸併用住宅 Point
自宅の一部を貸し出す賃貸併用住宅の施工事例を集めました。賃貸併用住宅を建てる際の秘訣が満載です!住宅ローンの返済にも老後の資金調達や、相続税対策にも有効な賃貸併用住宅。普通の家を建てる際と大きく異なり、計画性が非常に重要となります。賃貸のターゲット層の絞り込みや周辺の賃料相場など、事前に確認しておく事項も多数!ここでは、賃貸経営にも重要な間取りのポイント等がきっと見つからるはずです。 ▼賃貸併用住宅 60坪3階建て 相場価格 東京都:7000万円~ 神奈川県横浜市:7000万円~ 埼玉県さいたま市:6500万円~ 千葉県千葉市:6500万円~ 愛知県名古屋市:6500万円~ 大阪府大阪市:6500万円~ 福岡県福岡市:6500万円~ ▼賃貸併用住宅のご相談実績も多くある中立的な専門家へ予算感や計画の立て方などご相談いただけます。気になる方は、 【ハウス仲人】 までどうぞ
賃貸 併用 住宅 間取り 3.4.1
3万円 という結果でした。
②1部屋あたりの広さも計算する
先ほどの家賃相場と同じ条件で、1部屋あたりの広さも平均をとっておきます。
②部屋の広さを調べよう
近隣の1部屋あたりの広さ
=近隣の部屋の広さ (できれば50〜100件分) ÷物件数
同じ江坂駅周辺では、1DKの部屋の平均な広さは 35. 37㎡ でした。
③建物の最大面積を調べる
続いては、あなたの土地の 建ぺい率 と 容積率 を調べます。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積のこと。
建築面積は、家を真上から見たときの面積のことで、一般的には1階の面積ですが、オーバーハングなど2階が張り出ているときは、その面積も加算します。
容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合のことです。
それぞれGoogleなどで「 ◯◯市 都市計画図 」と検索すると、各市の都市計画図を確認することができます。 こんなマークがついていますが、これは下の60が建ぺい率、上の200が容積率を表しています。
つまり、60坪の土地に賃貸併用住宅を建てようとしている今回の場合は…
建築面積が 36坪 (60坪×60%)
延床面積が 120坪 (60坪×200%)
までの広さの建物なら、建てられるということですね。
③建物の最大面積を調べよう
最大の建築面積=敷地面積×建ぺい率
最大の延床面積=敷地面積×容積率
④最多の部屋数を計算する
これまでの計算で、実はもうだいたい建物の形は決まってきています。
今度は、建築予定地で何部屋賃貸できるか確認しましょう。
先ほど調べた近隣1DKの平均的な広さは、35. 37㎡でした。
坪数換算すると、1坪は約3. 3㎡ですから、35. 37㎡=10. 72坪。
建ぺい率を調べると、建築面積は最大36坪までということでしたから、36坪のなかにいくつ部屋をとれそうかというと…
36坪÷10. 72坪= 3. 35
階段や廊下など共有部分も必要ですが、それでも1階あたり3部屋はつくれそうです。
ということは、今回は3階建ての賃貸併用住宅を建てようとしていたので、1・2階で 計6部屋 。
3階は居住用部分ということで、だいぶ形が見えてきました。
居住用部分は、 32坪 (10. Vol.3 賃貸併用住宅の間取りとプラン解説!失敗しないポイントとは? | 商品情報 | 戸建住宅 | 積水ハウス. 72×3部屋分)くらいになりそうですね。
また、賃貸部分の床面積の合計が10. 72坪×6部屋=64. 32坪ですから、居住用部分の約32坪と階段やエスカレーターに必要な面積を足しても、容積率いっぱいの120坪にはおさまりそうです。
④最多の部屋数を調べよう
最多の部屋数
=③最大の建築面積÷②近隣の1部屋あたりの広さ×階数
⑤年間の家賃収入を計算する
続いて、6部屋の賃貸住宅を経営した場合に、年間どのぐらいの稼ぎになるかです。
ここでは、いったん満室経営できたと想定して計算します。
近隣の家賃相場の平均は10.
3万円でした。
ということは、10. 3万円×6部屋=月61. 8万円
61. 8万円×12ヶ月= 年間741. 6万円 の収入ということになります。
⑤年間の家賃収入を調べよう
年間の家賃収入=①近隣の家賃相場×④最多の部屋数×12
⑥単純利回りで割りもどして、建築費用を計算する
さて、いよいよ建築費用ですが、これは年間の収入を 想定家賃利回り で割りもどして計算します。
想定家賃利回りとは、満室時の年間家賃収入を初期投資額で割ったもののこと。
想定家賃利回り
=年間家賃収入÷初期投資額×100
新築のときなら、10%くらいの単純利回りは欲しいところです。
なので、年間741. 6万円の収入を10%で割りもどします。
741. 6万円÷10%= 7416万円
つまり、7416万円が建築費用の目安! ただし、想定家賃利回りは建物の構造によって変える必要があります。
木造なら10%くらいで良いですが、鉄骨なら7〜8%、RC造なら6~7%で計算しましょう。
⑥建築費用を調べよう
賃貸部分の建築費用=⑤年間の家賃収入÷想定家賃利回り
⑦建築費用の総額を計算する
賃貸部分と違い、居住用部分にどこまでお金をかけるかは、あなた次第。
居住用分の面積はおよそ32坪くらいになるということでした。
そこに入居者とは別に入り口を設けるとして、3階まで上がる階段スペースを加えて約37坪としておきましょう。
例えば坪単価が80万円とすると、37坪×80万円=2960万円
諸費用として10%を加算し、3256万円。
ということは、賃貸併用住宅の総額は…
7416万円(賃貸部分)+3256万円(居住用部分)= 1億672万円 ということになります! ⑦建築費用の総額を調べよう
建築費用の総額=⑥賃貸部分の建築費用+居住用部分の建築費用
賃貸併用住宅はターゲット選定が大事! 賃貸併用住宅 完成事例一覧|注文住宅のハウスネットギャラリー. 今回のケースでは、賃貸部分の建築費用は7416万円という試算でした。
はじめに言ったとおり、この金額より 高すぎ ると、それだけ家賃を高くしなければならず、競合に価格競争で負けてしまいます。
逆に 低すぎ ても、設備や見た目で競合に劣り、やはり負けてしまいます。
新築のときは満室経営できるかもしれませんが(よく「新築プレミアム」と言われます)、築年数が経過するごとに他との差がハッキリしてきます。
だから賃貸併用住宅を建てる場合は、今回のような逆算で求めた 建築費用をいかに効率的に使うか が大事!